令和4年度事業報告(令和4年4月1日~令和5年3月31日)
1 電話相談・面接相談事業
相談総件数 162件
(1)電話相談
年間で248日の電話相談対応を行い、計109件の相談を受理
(2)面接相談
面接相談は39件
(3)弁護士との合同相談
面接相談のうち、11件は弁護士との合同相談
(4)臨床心理士によるカウンセリング
面接相談のうち、1件は臨床心理士によるカウンセリング
(5)その他(メール・FAX等)
相談総件数のうち、14件はメール等での相談受理
(6)関係機関への引き継ぎ・紹介
内訳 | 件数 |
他の支援センター | 0 件 |
警察関係 | 10 件 |
検察庁・裁判所 | 0 件 |
弁護士 | 0 件 |
法テラス | 12 件 |
他の行政機関 | 4 件 |
病院 | 0 件 |
臨床心理士 | 0 件 |
その他 | 2 件 |
合 計 | 28 件 |
(7)早期援助団体としての警察提供情報
・犯給法第23 条に基づく警察提供情報 9件
(8)被害者緊急支援金の支給申請
・全国被害者支援ネットワーク 4件
2 直接支援活動
内訳 | 件数 |
警察関連支援 | 1 件 |
裁判関連支援(公判付添い・代理傍聴等) | 28 件 |
検察庁関連支援 | 0 件 |
弁護士法律相談付添い | 16 件 |
行政窓口等への付添い | 1 件 |
病院付き添い | 11 件 |
カウンセリング付添い | 0 件 |
自宅等訪問 | 5 件 |
物品供与・貸与 | 0 件 |
生活支援 | 0 件 |
宿泊施設提供 | 0 件 |
支援金等の支給 | 4 件 |
その他 (ドッグセラピー・講演会・命の授業・事故現場での慰霊等) |
21件 |
遺族・自助グループ | 6 件 |
合 計 | 93 件 |
○自助グループ(萌の会)の活動状況
実施日 | 実施場所 |
6月1日 7月7日 10月18日 11月10日 1月12日 3月18日 |
ハーモニープラザ |
合 計 | 計6回 参加者延べ 14名 |
3 犯罪給付金申請補助事業
・犯罪被害給付金制度の申請補助業務 0件
4 関係機関・団体との連携強化
(1) 各種会議、部外研修に積極的に参加(詳細は「5 人材育成・研修事業」に掲載)
(2) 早期援助団体として警察との情報交換や支援活動の連携
(3) 愛媛県犯罪被害者支援連絡協議会を通じて、関係機関との情報共有
ア 令和4年度犯罪被害者支援連絡協議会幹事会(中止)
イ 同 定例会 9月22日
5 人材育成・研修事業
(1)センター及び全国ネットワーク主催の研修・会議等
ア センターにおける研修等
・継続研修
開催月 4月、5月、6月、7月、3月 (計5回)
場 所 松山済美会館
研修時間 10時間
参加者 延べ90名
※8月は夏季休講とした。
・継続研修・直接支援員実践研修
期 間 9月~2月(計5回)
場 所 松山済美会館、愛媛県男女共同参画センター
講義時間 10時間
参加者 延べ72名
※台風接近のため9月は中止
・ボランティア支援員研修
開催月 7月 (計1回)
場 所 松山済美会館
研修時間 3.5時間
参加者 延べ11名
・支援活動員全体研修会
期 間 4月 (計1回)
場 所 松山済美会館
研修時間 2時間
参加者 延べ23名
・講義内容について、講師として県外から
弁護士 小林 敬和 氏 NNVS認定コーディネーター 高橋 久代 氏
を招致し、法的知識や実践的直接支援について質の高い講義があった。
・「犯罪被害者の理解」と題し、渡邉 明弘さん・西川 和子さんの講話を聴き改めて犯罪被害者の心理・苦悩等について理解に努めた。
・令和4年度研修目的である「実践的・具体的カリキュラムでの研修」として
①ワンストップ支援センターの現状(主任支援員)
②民法改正と関連法規(弁護士)
③加害者に関わる立場から(保護観察官)
④殺人事件の裁判傍聴と記録の作成(センター)
⑤模擬裁判(センター)
⑥全国ネット研修に参加して(支援員の感想)
等、単なる聞き手から参加する、参加できる研修を行った。
・年度当初、事業計画等の確認、支援員全体研修会を行ったことで士気を上げ、後の研修や活動へ繋がった。
イ 全国研修・中四国ブロックでの研修・会議等
開催日 | 研修・会議名 | 参加人数 |
4月 19日 | 全国事務局長等会議(オンライン) | 1名 |
5月 17日 | 全国ネット理事会(オンライン) | 1名 |
5月 17日 | 全国ネット広報組織部会(オンライン) | 1名 |
6月 14日 | 全国ネット定時社員総会(オンライン) | 1名 |
8月5日~6日 | 支援活動責任者研修(オンライン) | 1名 |
8月 9日 | 全国理事長会議(オンライン) | 1名 |
9月 2日 | 中四国ブロック事務局長等会議(鳥取) | 1名 |
9月3日~4日 | 中四国ブロック質の向上研修上半期研修(鳥取) | 2名 |
9月 13日 | 全国ネット理事会(オンライン) | 1名 |
9月 13日 | 全国ネット広報組織部会(オンライン) | 1名 |
10月 14日 | 全国被害者支援フォーラム2022(東京) | 2名 |
10月 15日 | 全国ネット令和4年度秋期全国研修会 | 2名 |
10月17日~21日 | 直接的支援実地研修(東京) | 1名 |
11月 15日 | 全国ネット広報組織部会(オンライン) | 1名 |
12月2日~3日 | 自助グループファシリテーター育成研修(東京) | 1名 |
1月16日~18日 | 課題研修上級(大阪:オンライン) | 1名 |
2月 10日 | 中四国ブロック事務局長等会議(山口) | 1名 |
2月11日~12日 | 中四国ブロック質の向上研修下半期研修(山口) | 4名 |
3月 7日 | 全国ネット広報組織部会(オンライン) | 1名 |
3月 8日 | 全国ネット理事会(オンライン) | 1名 |
合 計 | 20回(30日間) 参加者26名 |
(2)関係機関対象の研修等
開催日 | 研修・会議名 | 参加人数 |
5月24日 | 被害者支援専科生の教養における講話 | 3名 |
7月 1日 | 県・市町犯罪被害者支援担当者研修会 | 4名 |
合 計 | 2回 参加者延べ 7名 |
(3)他機関主催の研修・会議等
開催日 | 研修・会議名 | 参加人数 |
5月 31日 | 愛媛県犯罪被害者等支援条例 第1回検討会 | 1名 |
7月 22日 | 松山市人権教育推進協議会 専門委員会 | 1名 |
8月 4日 | 弁護士と合同勉強会 | 4名 |
8月18日 | 愛媛県犯罪被害者等支援条例 第2回検討会 | 1名 |
8月26日 | 松山市人権教育推進協議会 専門委員会 | 1名 |
9月29日 | 警視庁交通事故被害者サポート事業
自助グループ運営・連絡会議(オンライン) |
1名 |
11月16日 | えひめ性暴力支援センター連携機関会議 | 1名 |
11月25日 | 犯罪被害者等支援講演会inしずおか2022(静岡) | 1名 |
1月20日 | 松山市人権教育研究大会 | 2名 |
2月 2日 | 愛媛県犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくり推進本部会議 | 1名 |
3月10日 | 四国弁護士会連合会犯罪被害者支援委員会
令和4年度研修(徳島) |
2名 |
合 計 | 11回 参加者延べ 16名 |
(4)えひめの被害者を考える会 条例勉強会
※条例制定促進のための勉強会(検討会委員4名を含む計8名)
開催日 | 実施場所 |
4月5日 6月7日 7月5日 8月2日 9月6日 10月11日 11月15日 1月24日 2月28日 3月29日 |
オンライン |
合 計 | 計10回 参加者延べ 10名 |
6 広報・啓発事業
(1) 広報資料の配布等広報・募金活動
ア 警察音楽隊のプロムナードコンサート会場において、リーフレット、チラシ、ポケットティッシュ、除菌ウエットティシュなどを配布して広報・募金活動を実施
・4月28日 ・5月27日
・9月22日 ・9月30日 ・10月21日
合計5回 参加者延べ23名
(2) その他の広報活動
ア 各イベント等における広報
実施日 | 行事名等 | 参加人数 |
9月21日~30日 | 秋の交通安全運動期間 愛媛県高速道路警察隊 (伊予灘サービスエリア、しまなみ海道) |
1名 |
9月~現在 | ふれあいフェスティバル2022 on Web(愛媛県) | 1名 |
10月 2日 | 愛媛県警察音楽隊ふれ愛コンサートin西予
(西予市宇和文化会館) |
4名 |
10月11日 | 全国地域安全運動 久万高原署
ドッグセラピー・警察音楽隊コンサート(久万) |
4名 |
10月27日 | 暴力追放30周年記念県民大会(コミセン) | 3名 |
10月30日 | 人権啓発フェスティバル2022(コミセン) | 2名 |
11月20日 | 犯罪被害者週間 記念講演会(松山市総合福祉センター) | 27名 |
11月23日 | 犯罪被害者週間 新居浜警察署主催被害者支援広報活動(新居浜イオン)地元ケーブルTV取材 | 4名 |
2月18日 | 愛媛県警察音楽隊 創立70周年記念演奏会
(松山市民会館) |
6名 |
合 計 | 9回 参加者延べ52名 |
イ 広報啓発用幟旗及びポールの配布(贈呈)
・松山3署を除く13警察署
ウ 広報用チラシ、ティッシュ、除菌ウエットティッシュの配布
・募金箱設置個所に対するティッシュボックスの設置とティッシュの配布
エ 愛媛県警察におけるドッグセラピー事業との連携
・広報啓発活動であるプロムナードコンサート、地域安全運動、犯罪被害者支援連絡協議会等にセラピードッグも参加し広報活動を行った。
・犯罪被害に遭われた方や遺族の方等とセラピードッグのふれあいが積極的に行われた。
(3) 機関紙の発行
・7月 サポートニュース(37号)の発行(3,000部)
・2月 サポートニュース(38号)の発行(2,000部)
(4)愛媛新聞情報広告への継続的掲載
・愛媛新聞情報広告欄へ、センター相談等の周知のため月2回程度掲載を昨年度に引き続き行っている。
(5)新聞社・テレビ局への取材対応
・被害者支援に特化した条例制定機運を高めるための番組や、交通事故防止特集等へのマスコミへの取材や記事の提供を行った。
・9月27日 TV愛媛取材
・11月30日 AD BOX 「トップインタビュー」(愛媛新聞)
・11月23日 ハートネット 「犯罪被害者週間広報活動」(ケーブルTV)
・1月29日 「松山西ライオンズクラブ寄附金贈呈」 (愛媛新聞)
・2月16日 「松山学園講話」取材 (NHK)
・3月23日 「被害者支援」に関する取材 (NHK)
(6) 命の授業
◯ 講師 西川和子氏 (交通事故・殺人事件被害者遺族)
実施日 | 学校名 |
5月 27 日 | 松山南高等学校 |
6月 2日 | 松山中央高等学校 |
6月 14 日 | 新居浜商業高等学校 |
6月 17 日 | 川之石高等学校 |
6月 23 日 | 伊予高等学校 |
9月 27 日 | 今治南高等学校 |
10月 6日 | 野村高等学校 |
10月 20 日 | 弓削高等学校 |
11月 4 日 | 三島高等学校 |
2月 9 日 | 北宇和高等学校 |
合 計 | 10校 参加生徒数 2564名 参加者延べ20名 |
○ 講師 渡邉明弘氏 (交通事故被害者遺族)
実施日 | 学校名 |
6月 2日 | 北条高等学校 |
合 計 | 1校 参加生徒数 75名 参加者延べ 2名 |
(7) 被害者遺族の講演活動
◯ 講師 西川和子氏 渡邉明弘氏
実施日 | 実施場所 |
4月20日 8月3日 9月26日 2月3日 2月24日 |
松山刑務所 計5回 |
10 月7日 2 月16日 |
松山学園 計2回 |
7 月24日 | ボランティア支援員研修 |
7 月27日 | 香川県犯罪被害者支援連絡協議会(香川県) |
12 月16日 | 命の大切さを学ぶ教室 広沢自動車学校(徳島県) |
12 月18日 | 継続研修・直接支援員研修(渡邉氏) |
合 計 | 11回 参加者延べ 11名 |
(8)センターの講演活動(出前講座)
実施日 | 実施場所 |
8月7日 | 西条市 心のサポーター養成講座 |
10月13日 | 久万高原犯罪被害者支援連絡協議会 |
11月6日 | 第22期チャイルドライン 受け手ボランティア養成講座 |
11月9日 | 天台宗布教師会 中国四国地区協議会研修会 |
11月25日 | 八西地区犯罪被害者支援連絡協議会 |
11月28日 | 西予地区犯罪被害者支援連絡協議会 |
12月1日 | 新居浜犯罪被害者支援連絡協議会 |
12月5日 | 南宇和犯罪被害者支援連絡協議会 |
12月8日 | 松山地区犯罪被害者支援連絡協議会 |
10月4日 2月13日 2月24日 |
松山学園 講話 (計3回) |
5月26日 6月28日 11月15日 12月20日 |
松山刑務所 講話 (計4回) ※最終回には、初のグループ討議を試みた |
合 計 | 16回 参加者延べ 16名 |
7 会議
第1回 企画運営委員会 | 5月12日 |
第1回 通常理事会 | 5月20日 |
令和4年度 定時社員総会 | 6月 8日 |
第1回 臨時理事会 | 6月 8日 |
第2回 企画運営委員会 | 3月 8日 |
第2回 通常理事会 | 3月22日 |
8 その他
寄付採納
5 月11日 | 愛媛銀行・愛媛ジェーシービー |
10 月27日 | 愛媛県遊技業協同組合 |
1 月26日 | 松山西ライオンズクラブ |